観客の期待

原作とのかい離も指摘されていますが、観客の期待を裏切らない作品なのです。また、宝塚歌劇団を知らない人たちのとってもベルサイユのばらが宝塚の代名詞ともなりました。その時のベルサイユのばらは、まさに起死回生の一打だったのです。上演時間の制約なども影響しています。そのような苦労を乗り越えて上演されましたが、初演は大成功となりました。 たいていの人がタイトルを聞いたことがあるのは「ベルサイユのばら」です。ベルサイユのばらが社会現象とまでなったのです。この企画が作られた時はかなりの苦労があったそうです。役者が苦労してこそ、観客に感動を与えると言う彼の美学によって、生み出された作品とも言えるのです。テレビが注目を集めるようになって、舞台が停滞していたのです。 宝塚歌劇団の題目の中で有名なものを紹介しましょう。また、脚本を担当した上田紳爾にはカミソリを入れた脅迫の投書が送られてきたと言います。初演時の演出は俳優の長谷川一夫です。上演された時期によって、あらすじが少しずつ異なっています。ここ一番と言う時にはベルサイユのばらが上演されるのです。 2005年にはNHKのプロジェクトXで初演が行われるまでの舞台裏がドラマとして再現されています。この物語は漫画が原作です。首脳陣から漫画が原作では採用できないと却下されたり、漫画のファンからはイメージが壊れると反対されたりしたそうです。上演すれば集客が期待できる作品となりました。その時期は宝塚歌劇団にとっても苦難の時代でした。